色々な不安や問題点を抱えたまま裁判員制度がスタートしましたが、注目の裁判員裁判の第1号となる初公判が行われました。
職業裁判員ではなく、一般の国民も裁判に参加することで、司法に対して社会常識の反映と信頼を向上させることを目的としていますが、法律を専門としない人間が法によって人を裁くことに様々な異論と戸惑いもあり、また凶悪な犯罪を立証するために残虐な証拠にも関わらなければならず、賛否両論がありました。
今回の裁判では殺害事件の審理となりますが、一般の裁判員にも分かりやすいよう、モニターを使って視覚に訴えたり、難しい法律用語を日常の言葉に言い換えたり、裁判員を中心とした法廷に変わっているようです。
また、心配された残虐な証拠については、CGを使ったイラストで遺体の傷口の状況を説明したり、遺体の写真は傍聴席から大型モニターには映さないなどの配慮が見られたそうです。
裁判員裁判も数多く開廷して、裁判に参加する国民の数がもっと増えていけば制度も定着していくのでしょうが、制度が当たり前のものとして定着すればするほど、デリケートな問題への配慮が薄れていくような感じがして心配でもあります。
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